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デプスインタビューの最適な回数を検討するもう一つのタイミングは、実際にインタビューを行っている途中です。
グラウンデッド・セオリーという手法では、回答内容に新しい発見や過去の回答との明確な相違点が見られなくなる「飽和」という状態になるとインタビューが一定の回数に達したと判断します。ただし、この「飽和」という概念にはインタビューの回数について明確な指針がないため、その曖昧性を疑問視する人もいます。
新しい有益な情報がどこまで得られるか、という指標には様々な議論がありますが、調査の実施中にインタビューの回数を再検討する場合、次のような観点で、「どのくらいのデータが取れている」か、「どのくらいのデータが足りていないか」を確認する必要があります。

1. インタビュー内容は調査のテーマとなる質問および課題を網羅しているか
2. すべての回答者は調査のテーマとなる質問や問題に対して明確に回答しているか
3. 回答内容は調査目的に沿ったものになっているか
4. インタビュー内で出てきた新しい考え、テーマ、情報とは何か
5. 調査担当者はデータ上のさまざまな情報源や矛盾を認識できるか
6. データを使って主題に関する既知の事象について証明できるか
7. データに論理性はあるか。話の筋が通っており、状況やその他のテーマについても説明しているか
8. データから今後の調査に向けた新しいセグメントや方法が導かれるか

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デプスインタビューは、一回の調査で何回くらい実施するのが適切なのでしょうか。
お客様から聞かれることの多い質問ですが、対象者条件の難易度により異なり、回数を決める指針はありません。

1) 調査テーマ・範囲
2) 対象グループの特性
3) インタビュー後想定される分析方法および解釈
4) コスト

企画段階においては、上記の視点から、もっとも調査目的を満たす回数がどれくらいなのかを検討していく必要があります。

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海外でグループインタビューやデプスインタビューなどの定性調査をを行うときは、優秀な通訳者を見つけることが調査成功のカギとなります。

実力のある通訳者を見つけられない場合、ほとんど回答の内容がわからない状態で視察することになるので、何のために渡航したのかわからない…という状態になります。では、どうすれば良いのでしょう?

今回は、米国での通訳の探し方をご紹介します。

・State Commissions(ステート・コミッション)
まず最初に、ステート・コミッション(State Commissions)を当たってみましょう。プロの通訳が、資格取得後すぐに登録するところです。全米の殆どの州では通訳のリストが揃っていて、非常に役に立ちます。もしくは下記の施設でも検索可能です。

・地方職業紹介所
地方職業紹介所には通訳・翻訳家養成コースを備えているところもあり、専門訓練を受け、資格を取得した学生のデータベースを閲覧することができます。ここでは、正規の資格を持つ通訳を探せますし、他の利用者のコメント、推薦などから評判の良い通訳を見つけ出すことが可能です。

・プロ通訳者協会
プロの通訳の多くは、国や州、地方自治体にある通訳者協会に登録し、取引希望金額を提示しているので、こういった通訳協会で探してみるのも良いでしょう。また、イエロー・ページ、クラシファイド、グーグル・プレスなどのオンライン・データベースで検索する方法もあります。ネット上の検索エンジンを上手く使いこなせば、お探しの条件にぴったりの通訳を見つけることも可能です。

「羅生門」では、遺体を目撃した登場人物が、同じ目撃内容にもかかわらず、相手によってそれぞれ異なる説明をします。
人は自分を守ったり、自分を良く見せようとしたりしながら、話をするもの。同じ現象は定性調査(qualitative research)でも起こります。

対象者は、思い出したくないことをごまかしたり、自分を良く見せるようにしたり、事実を歪曲したりするものです。

「発言そのもの」がすべてではなく、「その発言が発せられた源の気持ち」を探るのが定性調査の肝。そしてそこをうまく探れるかどうかは、モデレータの技量と発言の読み込み技量にかかってきます。最悪、他の部分はは安かろう、、になっても、そこだけはクオリティを落とさない予算を確保したいものです。

定性調査で対象者に心を開いてもらうためには、いろいろな考え方・方法がありますが、「邪魔をしない」ということも1つです。
比較的静かな対象者にはついついあれこれと働きかけてしまいがちですが、相手に合わせて下記のような工夫をしてみるのもいいかもしれません。

1. 見ない
相手の信頼を得るために1番いい方法は、余裕を与えることです。一般的には目を合わせ、対象者に興味があるということを示すのが基本ですが、対象者の心配、恥ずかしさ、罪悪感などが気になる場合は、見ることを極力避けたほうがいいこともあります。

2. 助けない
質問を投げかけた後、沈黙を破ろうと急がないこと。対象者に、質問に対してじっくり考える時間を与えます。答えにくそうであれば、同じ質問を違う形で尋ねると、答えやすいと思ってもらえるかもしれません。

3. あきらめない
中身のある回答を得ることが大事ですが、当然のことながら、対象者は、無難な答えや、自分を良く見せるような答えをするものです。インタビューでの会話の「余白」を受け入れ、じっくり気長に問題の核心を追求することが重要です。

イランの通貨はリヤルですが、これは統計などフォーマルな場面で使用されるだけで、日常生活の中で人々が使うのは「トマン」という単位です。1トマン=10リヤルです。

現地スタッフに聞いてみたところ、お店で商品に貼られる値札はリヤルだそうなのですが、店に入って店員に「いくらですか」と聞くと、間違いなく「○○トマンです」という答えが返ってくるのだとか。

生活者にとってなじみが深いという意味では、イラン調査での調査票やインタビューフローでは、トマンを使ったほうがいいと思われます。

ちなみに、イラン紙幣にはホメイニ氏の肖像画が描かれているため、「ホメイニ」という単位も使うようですね。10,000リヤル=1ホメイニだそうです。うーむ。いろいろあるので確かに注意が必要です。

最近じわじわとお問合せ件数が増えてきているイラン調査。若年層の人口比率が高く、今後も世帯数増加が見込まれる有望市場として注目されているようです。

イランでは「ノウルーズ」と呼ばれるイラン暦のお正月が3月中旬~4月上旬頃にあります(日程は年によって若干異なります)。この時期はお店も人も、みなお休みになりますので、必ず確認のうえ、実査は避けましょう。